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様々な洋ランの植え替え方法、カトレアとシンビジウムで解説します

洋ランの植え替え方法

洋ランは温帯から熱帯まで広く分布しています。

その中で観賞価値の高い美しい花を咲かせるものを「洋ラン」と呼んでいます。

洋ランも植え付けてから2年も経つと植え込み材料が古くなってきます。

また、鉢から株がはみ出すほど生長します。

こうなったら植え替えの時期ですが、水や肥料のやりすぎで根が傷みはじめたときは、2年未満でもすぐ植え替えなければなりません。

植え替え適期は、春、新芽が伸びはじめたときで、気温の低い冬や盛夏は行わないようにします。

植え替えは株と鉢のバランスが大事で、大きめの鉢に植えると鉢内が乾かず、根腐れの原因になるため注意します。

根をミズゴケで包んできっちり入るくらいの小さめの鉢の方がよく育ちます。

カトレアの植え替えポイント

バルブを小さく分けると数年間は花が見られないため、バルブを3、4本つけて株分けし、春に植え替えます。

植え替えが遅れると生育が悪くなるので注意します。

新芽の伸びる方向にスペースをあけ、深植えしないことが大事です。

カトレアの植え替え


、消毒したハサミで、バルブを3つつけて分けます。


、腐ったミズゴケや傷んだ根をピンセットで取り除きます。


、新しいミズゴケで根をきっちりと巻き、3,5号の素焼き鉢に押しこむように植え、支柱を立てます。

シンビジウムの植え替えポイント


鉢のふちから根があふれ、新芽の伸びるスペースがなくなったら春に植え替えます。

シンビジウムは植え傷みするので株分けはあまり頻繁に行わないようにし、一回り大きな鉢に植え替えます。

シンビジウムの植え替え


、根がまわっているので、鉢のまわりを木づちで何度か叩いて、株を抜き取ります。


、新しい鉢に根が入りきらないときは、根鉢の下部を切って鉢に収まるように調整します。


、すき間ができないように細い棒でつついて、ミックスコンポストを押しこみます。


、たっぷり水を与えます。新芽の出ている方向にスペースをあけて植えるのがコツです。

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