トックリラン
[別名]
ノリナ
[科名]
リュウケツジュ科
[原産地]
メキシコ、アメリカ南部
[日当たり]
日なたを好む
[冬越し温度]
最低5°C以上
品種の特徴と生長の様子
名前は、株元の幹が太って徳利のような形になることに由来します。
以前はリュウゼツラン科ノリナ属に分類されていたことから、ノリナと呼ばれることもあります。
自生地では、日当たりの良い乾燥した礫地に生育します。
幹を太らせながらどんどん上へ伸び、10mを越すこともあります。
家庭でも、環境がよければどんどん新芽が出て複数の茎を展開し、鉢がいっぱいになるほどに幹が太ります。
育て方のポイント
置き場所は、日当たりの良いところが適します。
乾燥に強いので、土がやや乾いてから水を与えましょう。
冬は乾燥気味にすると低温でも冬越しできます。
4〜8月には剪定や植え替えを行います。
極端に伸びすぎて困った茎は思い切って剪定し、新芽を出させましょう。
幹が太って鉢いっぱいだったり、根が詰まると水を十分吸収できずに株が弱ります。
また、小さすぎる鉢や弱光下で栽培すると幹が太りません。
早めに植え替えましょう。
How to care 1
水切れして枯れた葉は切る
葉先が枯れ込むのは、多くは水切れが原因です。
夏の高温時は、葉水も与えましょう。
枯れて見栄えが悪い葉先や枯れた葉は、ハサミでカットします。
How to care 2
数が増えすぎた芽は摘心する
新芽が出過ぎてバランスが悪くなった株は、摘心します。
1、新芽の数が多すぎてボサボサした印象の株は、1〜3個の芽を残して摘心します。
2、根元を持って折り取るか、ハサミで切る。
3、すっきりした株姿になるので、よく日に当てて間延びしないように育てましょう。