アイビー(ヘデラ)の育て方や増やし方を知ろう!解説まとめ

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アイビー(ヘデラ)

[別名]
イングリッシュ・アイビー、セイヨウキヅタ

[科名]
ウコギ科

[原産地]
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア

[日当たり]
当たらなくても生長はするが、当たったほうがよく生長する。

[冬越しの温度]
最低3°C以上必要


いくつかの品種を組み合わせて寄せ植えにしたり、並べて飾るとにぎやかな印象にもなり、挿し木苗はミニ観葉としても楽しめます。
葉色や葉形のバリエーションが豊富なので、さまざまな品種をコレクションしても楽しいですね。

名前の由来や品種の特徴

アイビーの名で古くから親しまれていますが、近頃は属名のヘデラの名で呼ばれることも多くなりました。最もよく出回るヘデラ・ヘリックスはセイヨウキヅタの和名があり、次々と新しい園芸品種が登場しています。
おなじみの緑葉のほか、白や黄色の斑入り種、青や黄色の色味を帯びた種などさまざまで、葉形のバリエーションも豊富です。ヘデラ・カナリエンシスはオカメヅタの和名があり、壁面緑化やグラウンドカバーによく用いられます。
アイビーとヤツデの交雑種のファツヘデラは、ヤツデを小振りにしたような姿で「バリエガタ」などの斑入り種もあります。

自生地での様子

湿潤な森の、薄い日が差すような場所に生育します。茎の途中から気根を出し、大木などに根を張って、よじ登るように生長します。大きくなると葉の大きさが10㎝ほど、茎は20〜30mまで生長します。

栽培下での生長の様子

耐陰性と耐寒性が高く、丈夫です。葉の形や斑の入り方は育て方によって変化し、光線不足や肥料を与えすぎたときは緑葉が出やすくなります。

育て方のポイント

[置き場所]
室内では日光が当たるところに置きましょう。夏に屋外に出す場合は、徐々に慣らしながら直射日光に当てます。光線不足だと徒長して色が悪くなったり、斑が淡くなることがあります。

[水やり]
春から秋は表土が乾いたらたっぷりと与え、冬は控えめにします。

[肥料]
春に緩効性肥料を与え、春〜夏は薄い液肥を2週間に1回を目安に与えます。

[病害虫対策]
風通しが悪い環境では、カイガラムシが発生することがあります。

仕立て直しと増やし方


株が根でいっぱいになると、生育が悪くなるので、植え替えます。長く伸びすぎた茎は、剪定してバランスを整えましょう。
下葉が落ちた株は思い切って短く剪定すると、腋芽が伸びて全体にボリュームのある株に仕立てることができます。切った葉茎を利用して、挿し木で増やすのも簡単です。

How to care 1

株姿が乱れたら、剪定&植え替える

生育が旺盛で、次第にツルが伸びすぎてだらしない印象になります。根詰まりを起こす前に、剪定して植え替えましょう。


、ツルが伸びすぎてバランスが悪くなった株は、このままだと見た目が悪いだけでなく、根詰まりを起こして下葉が落ちてくるので、新しい用土で植え替えます。


※株元が込み合うと、風通しが悪くなり蒸れて葉が黄色く変色してしまいます。


、鉢縁から少ししだれるくらいの位置で切り戻します。


、根鉢の下から手を入れ、底部分の根を少し崩します。


、根鉢を叩き、古土を軽く落とします。


、鉢底穴を鉢底ネットで塞ぎ、ゴロ土を少量入れ、根鉢の大きさに合わせて用土を入れます。


、鉢の中央に株をすえ、用土を入れていきます。


、根を傷つけないように割り箸などを挿して、前後に揺すり、沈んだ部分の土を足して隙間をなくします。


、底穴から流れ出るまでたっぷりと水を与えて完成です。新芽が出るまでは、直射日光の当たらない場所で管理しましょう。

How to care 2

剪定した茎を利用して、挿し木で増やす

剪定した茎を利用して、挿し木で増やすことも可能です。斑入り種は斑が綺麗な部分を挿し穂に利用しましょう。


、伸びすぎて姿が乱れた株は、根詰まりを起こしたために先端部分の葉がまばらになってきます。切り戻してから植え替えましょう。


、込み入った部分を間引き、鉢縁からしだれるくらいの位置で切り戻します。


、ツルが堅く充実している部分を7〜8㎝に切り、下葉を切り落として挿し穂を作ります。


、30分ほど水につけ、吸水させます。湿らせた挿し床に、はしなどで穴を開けます。



、2〜3㎝の深さに挿し穂を挿します。周囲の土を押さえます。


、挿し木の完成です。風通しの良い半日陰に置き、挿し床が乾かないように管理しましょう。


、約1ヶ月後、新芽が出ていきいきと生長し始めたら発根したサインです。お互いの生長をじゃましないように、ポットに上げます。



、はしを深く挿し、土をつけたまま掘り上げます。挿し穂の先から発根しています。生長が早いものは、挿し穂の途中から出た気根も根付いています。


、6㎝ポットに用土で植え付けます。2〜3本をまとめて植え付けても良いです。


10、ポット上げの完成です、新芽が伸び出したら、先端の芽を摘み取ると、分枝してこんもりと育ちます。

How to care 3

伸びすぎたツルを利用して取り木で増やす

アイビーはつるの一部を土に埋めておくだけで、その部分から根が出ます。

この方法は取り木の一種で曲げ取り法(または圧条法)と呼びます。

発根してから親株と切り離すので、失敗が少ないのも魅力です。


、下葉が落ちたアイビー、挿し木をしてもいいですが、ここでは飾りながら新しい株を作りましょう。



、取り木をするツルを3〜4本残し、鉢からしだれるくらいの位置で切り戻す。6㎝ほどの鉢に、ゴロ土をひと並べ入れてから用土を入れます。


、ツルをUピンで土に留め付ける。


※ポイント・・・ツルを土の上に置き、ワイヤーをU字型に曲げて作ったピンで固定し、少量の土を盛っておきます。


、すべてのツルを留め付けて、親株と同様に水を与えて育てます。



、順調に生長し、親株の葉も増えてきたら、ツルを切り、親株から子株を切り離します。



、ツルを留め付けていたUピンをはずし、このままミニ観葉として楽しめます。ツルが長く伸びてきたら植え替えましょう。

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