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夏の時期にお花が保たない理由とは?原因を知って対策し、お花を長持ちさせよう

夏の暑い時期のお花屋さんの売り上げはガクッと落ちます。

それは単純にお花が保たないので、お花を買う方が減るからです。

では、なぜ夏の暑い時期はお花が保たないのでしょうか?

深く考えたことありますか?

たぶんほとんどの方がないと思います、僕も最初は考えてませんでした。

「暑いからでしょ?」位に思ってました。

今回は、なぜ暑い時期だとお花が保たないかを解説したいと思います。

今回のお花が保たない理由を理解することで、お花を長持ちさせることに繋がりますので、是非最後までお付き合いください。

ではさっそく解説していきますね。

お花が早く枯れてしまう原因とは?

まずお花が早く枯れてしまう原因を知っておきましょう。

この原因を知ることである程度の対策ができますので、暑い時期に限らずお花を長持ちさせることが、誰でも簡単にできるようになります。

ではお花が早く枯れてしまう原因をいくつか挙げてみましょう。

室温が暑すぎる・寒すぎる

お水が汚れている

茎が汚れている

陽に当てている

花瓶が汚れている

もともと保ちが悪いお花

他にもいくつか原因はありますが、比較的当てはまるであろう原因を挙げてみました。

個人的に一番注意したい項目が「お水が汚れている」です。

今までお花を飾ってきて感じた僕の経験上の話にはなりますが、汚れた水を吸わせ続けることがお花にとって一番良くないと思います。

これはかなり重要な話なので最後にお話しします、まず他の原因をお話しします。

室温が暑すぎる・寒すぎる

室温が暑すぎる・寒すぎるは、日中仕事に出かけている方はどうしようもない部分です。

毎日一日中冷暖房をつけるのがベストではありますが、流石に電気代が・・・

陽に当てている

陽に当てているは、植物は陽に当てた方が良いと思っていらっしゃる方もいるようですが、鉢物に関しては正解です。

ですが、切花は陽に当てることはNGです。

鉢物は成長させるということもあり、陽に当てた方が良いですが、切花は土から刈り取られた瞬間から劣化していくのみです。
成長=劣化ということになりますので、陽に当ててしまうとより早くお花が咲いてしまい、早く枯れてしまいます。

より長く楽しむのであれば、なるべく陽が当たらない暗めの場所に飾ることをオススメします。

もともと保ちが悪いお花

お花の品種によってはもともと保ちが悪いお花もあります。

ですので、そういったお花は余計に他の原因に注意しなければなりません。

もともと保ちが悪いに加えて、水が汚れていたり、花瓶も汚い、陽には当てるでは「早く枯れてくれ」と言っているようなもんです。

お水・茎・花瓶が汚れている

この3つは共通していることが多いので、まとめてお話しします。

上記でこの項目が一番良くない・一番注意すべき項目とお伝えしました。

なのでこの項目を一番気をつけていれば、お花が長持ちする可能性がグッと上がるということです。

汚れる原因って何?

では、この汚れる原因って何でしょうか?

結論から言うとほとんどが「バクテリアの増殖」です。

このバクテリアは温度が高いほどより活発になり、かなりのスピードで増殖します。

なので夏の暑い時期はハイスピードで増殖します、それに暑さも加わり水が腐りやすくなります。
水が腐ると茎も腐り始めます、その腐った水の中のバクテリアはまた活発に増殖します。

夏の暑い時期は暑いが故に、この悪循環がすぐ起きてしまいます。

そんな腐った水を吸わせ続けたら、そりゃお花も保ちませんよ。

人間だって、消費期限が切れたものや腐ったものを食べ続けたらどうですか?

腐ったもの食べ続けたら、具合が悪くなる程度じゃ済まないかもしれませんよね。

対策は?

「え?じゃあどうしたらいいの?」となりますよね。

できることは、なるべく汚い水を吸わせないことです。

そのためには何度も水替えをするしかありません。

その際も劣化した茎は水切りの処理をする、汚れた水が付いていた茎の部分は水で洗い流す

水切りをしなかったり、洗い流さずに活けてしまうと、茎についているバクテリアがすぐ増殖してしまいます。

花瓶は必ず洗剤で洗ってぬめりをしっかりと取り除く、すすぐだけだと内側のぬめりがしっかりと取りきれていません。

取りきれていない状態でお水を入れると、これまたすぐバクテリアが増殖してしまいます。

まとめ


簡単ではありましたが、夏の時期にお花が保たない理由について、お話しさせていただきました。

夏の時期に限らずですが、お花にとって一番良くないのは汚い水を吸わせ続けることです。

夏は暑いのでバクテリアの増殖も早いですし、水がすぐ腐ってしまいます。

なので他の季節に比べると花瓶の水もすぐ汚れてしまいます、その汚くなった水を吸う時間が長くなってしまうので、お花がすぐ枯れてしまうというわけです。

仕事に出かけているときはどうしてもできませんが、夏の暑い時期はなるべくこまめに水替えをしてあげてください。

お花の本数を減らすのも水を汚れにくくするポイントだったりもします、本数が多ければ多いほど汚れるのが早いです。

夏の暑い時期はお花の本数を減らして、なるべくお水を汚さないようにするのもいいかもしれませんね。

画像は7/27に入荷したひまわりを自宅で飾っていたものです、8/4にこの状態です。

お花の種類にもよりますが水替えなどをちゃんとして、大体1週間くらいがお花の保ちだと思ってください。

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