お店の規模だったり、そのお店のスタイルなどで扱っているお花もそれぞれです。
お花が初めての方や始めたての方は、実際たくさんのお花を目の前にすると、どれを買えばいいか迷っちゃいますよね。
・何を基準に選べばいいんだろう?
・このお花って長持ちするのかな?
・何と合わせればいいの?
と、色々考えちゃいますよね。
みんな初めはそうなるので問題ないです。
なので今回は、僕がオススメするお花の選び方を解説したいと思います。
あくまで僕の選び方なので、「へぇ〜」っていうくらいの参考程度で聞いていただければと思いますw
では早速いきましょう。
基準を決めましょう
僕の場合は前もって基準を決めてお花を買いに行きます。
その基準とは、
・今日はこの色のお花を買おう
・全体を見渡してピンときたお花を買おう
・お店がオススメしているお花を買おう
この辺りを前もって決めてお花を買いに行きます。
今日はこの色のお花を買おう
この色のお花を買おうと思うときは、時期だったり気分だったり様々ですね。
暑い時期だと涼しい色がいいから白グリーン、ブルー系にしようかな?とか、寒い時期だと暖色系の色にしようかな?とか、ちょっと元気な感じがいいなと思えば、黄色オレンジ系にしようなど様々です。
あとは、お花を飾る場所の雰囲気・色などに合わせてお花を選んだりしますね。
ピンときたお花を買おう
ピンときたお花を買うとは、ほんとそのままの意味でこれ可愛いとか・なんか気になるとかそういう感じで決めます。
とはいえ、初めての方や始めたての方はそのお花が気になるとはいえ、どんなお花かもわからないし長持ちするかもわからないと思いますので、スタッフの方にどういったお花かは聞いておきましょう。
お店がオススメしているお花を買おう
これはお店にもよるのですが、その日・その週でオススメしているお花があります。
大体はその季節によく出回っているお花が、オススメになっていることが多いです。
例えば、春だとチューリップ・スイートピー・ラナンキュラスなど、夏だとヒマワリやラン・クルクマなど、その季節によく出回っているお花がオススメです。
その季節のお花はその季節にしかないものが多いので、その時期にしかないお花を飾るのもオススメですね。
いつ買いに行くのが良い?
「お花を買う基準はなんとなくわかったけど、いつ買うのがいいの?」
こう言った疑問もあると思います。
お花屋さんには表日と裏日という日が存在します。
表日とはお花が入荷する曜日で、その逆が裏日となります。
新鮮なお花を手に入れたいなら、表日に行くことをオススメします。
表日っていつ?
ちなみに表日は月水金で、火木土日が裏日です。
その中でも特にオススメなのは、金曜日の夕方から夜にかけてか、次の日の土曜日がオススメです。
なぜかというと、金土日の送別や土日の発表会、お見舞いなど休日も絡むので、お花を仕入れる量が他の曜日に比べて多いからです。
次にオススメなのが、月曜の夕方から夜にかけてです。
金土日でなくなったお花を補充するので、結構多めに仕入れます。
水曜日はお花の調節をする曜日の位置付けなので、お花の残によってはほとんど入れないこともあります。
あと産地さんも水曜日はお休みにしている方が多いらしく、月曜や金曜に比べると出荷自体が少ないです。
なんで夕方から夜なの?
ちなみに、先ほど「夕方から夜にかけて」ってお伝えしたことにも理由があります。
お花屋さんのほとんどは、表日の午前中に水揚げという作業を行います。
全国各地の産地さんから発送されたお花は市場に集められます、そして自分が注文したお花を市場に取りに行きます。
お花のほとんどは前日に発送されているので、市場に取りに行ってお店に戻った頃にはほとんどのお花が【水落ち】という状態になっています。
【水落ち】とは、お花がずっと水につかずに元気がなくなる状態のことです。
この元気がなくなった状態のお花を、元気があった元の状態に戻す作業のことを水揚げと言います。
お花の種類にもよりますが、水揚げの作業をして元気な状態に戻るまでに数時間はかかります。
表日の午前中に行ってもお花はありますが、水が上がってないので購入できる状態ではありません。
なので、お水が上がってるであろう水揚げ作業から数時間後の夕方から夜にかけて、という理由です。
まとめ
いかがでしたか?
お花の選び方もあくまで昔僕がやっていたやり方なので、参考程度にとどめておいてください。
最初わからない方は、こういった基準で選ぶのも良いですよってことです。
今はお店に行って、見渡して、可愛いからこれにしよっていう買い方ですけどねw
お花屋さんに行く日や時間も、いつ行ったって問題ないですからね。
あくまでオススメの曜日や時間帯なだけなので、違う日に行ったらいけないのかなとかありませんからね。