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秋に登場するオススメの枝物、実物をご紹介|枝物や実物は長持ちするのでオススメです

1年も早いものでもう9月に突入しましたね。

花屋にもよりますが、9月に入ると夏のお花から秋のお花にチェンジする花屋が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、秋に登場するオススメの枝物、実物をご紹介します。

ドライになるものも多いので、長く楽しめますよ

秋の枝物、実物

ここでは、お花屋さんに出回るであろう枝物、実物をご紹介しますね。

野ばら

バラ科・バラ属

原産地:日本、朝鮮半島、中国

花言葉:天才・才能

花名の由来

一般的に「野ばら」と呼ばれるのは山野に自生するノイバラやオオフジイバラ、テリハノイバラ、ミヤコイバラなどなど。

バラ科バラ属の仲間全体のことを指しています。

茎に鋭いかぎ爪のようにトゲを持っている植物のことを「イバラもしくはウバラ」(茨)と言っていて、それが転訛して「バラ」になったと言われているそうですが、野ばらは野原に生息しているバラで「野ばら」になったと言われています。

ちなみに、実の色は季節によって変わります。

夏頃にあるものはグリーンで、秋に向けてオレンジ色になってきます。

グリーンの実が飾っているときにオレンジに変わることはありません、入荷した時のそのままの色を鑑賞する植物です。

鈴バラ

バラ科・バラ属

原産地:北アメリカ

「鈴バラ」は、北アメリカ原産のバラ「Rose setigera(ロサ セテゲラ)」の実のこと、ピンク色の一重咲きの花を咲かせた後、楕円状の朱色の実を枝に鈴なりにつけます。

つるうめもどき

ニシキギ科・ツルウメモドキ属(ケラストルス属)

別名:蔓擬(つるもどき)

原産地:サハリン〜中国

花言葉:真実・開運・大器晩成

学名:Celastrus orbiculatus

「ケラストルス、またはセラストラス」はギリシア語の「ケラス(晩期)」という意で、この植物の実の熟するのが遅いことにちなみます。

または古代ギリシャ名の「celastros(セイヨウキズタ)」から転じたともされます。

花名の由来

和名は「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」で、葉の形が梅に似ていることと、蔓になることに由来します。

別名は「ツルモドキ(蔓擬)」ですが、日本各地に自生しているので地方によってそれぞれの呼び名があり、多彩です。

英名は「oriental bittersweet(オリエンタル・ビタースイート)」です。

ビバーナムティナス(トキワガマズミ)

スイカズラ科・ガマズミ属

原産地:地中海・ヨーロッパ南東部沿岸

花言葉:私を見て(ビバーナムティナス単独の花言葉です)

花名の由来

「ガマズミ」の名前の由来ははっきりとしていないそうですが、様々な説があり、さらに言葉の訛りからきているそうです。

ガマは、カマ(鎌)から来ているとか、あるいは亀や神ともいわれるそうで、ズミは酸実(スミ)や、染め(ソメ)からきているとも言われているそうです。

ひおうぎ(桧扇・檜扇)

アヤメ科・アヤメ属←元々はひおうぎ属でした。

原産地:日本、中国、台湾、インド北部

花言葉:誠意、個性美

花名の由来

ヒオウギは漢字で檜扇と書き、葉が扇を開いたように広がるのでこの名前があります。

学名はベラムカンダ・キネンシスです。

ベラムカンダはインドのある地方での呼び名からきていると言われています。

キネンシスは「中国産の」の意です。

主に山野の湿り気のある木陰に好んで自生します。

日本では古くから親しまれており、生花材料として栽培されてきました。

京都では祇園際には欠かせない花で、時期が来ると軒先などにヒオウギが飾られます。

花後は果実をつけ、秋に熟してはじけると中からツヤツヤの黒いタネが出てきます。

このタネは射干玉(ぬばたま)と呼ばれます。

和歌で「夜」や「黒」「暗き」などにかかる枕詞「ぬばたまの」はこのタネの色から来ているとも言われています。

シンフォリカルポス

スイカズラ科・シンフォリカルポス属

別名:シラタマヒョウタンボク

原産地:北アメリカ

花言葉:いつまでも献身的に

花名の由来

属名は、ギリシャ語で房状になっている果実を意味し、和名は雪晃木(セッコウボク)

英名はスノーベリーと呼ばれるそうです。

シンフォリカルポスという名はもともと属名で、「カルポス」がギリシャ語では「実」という意味です。

秋に大粒の真珠のような果実の房をつける植物です。

実の色は白をはじめ、ピンク、グリーン、原種の赤紫などがあります。

葉が乾燥にとても弱い植物です。

生育に年月を要するため、枝物の中でも価格の高価な植物です。

ゲットウ(月桃)

ショウガ科・ハナミョウガ属(アルピニア属)

原産地:東南アジア

花言葉:爽やかな愛

花名の由来

名前の由来は様々で、台湾での現地名で漢名の月桃の読みからきているという説や、花のつぼみが桃のような形をしていることから「月桃」と名づけられたとも言われています。

荷をくくるのに使うことから、大東島や八丈島ではソウカ、小笠原ではハナソウカとも呼ばれるそうです。

トウガラシ

別名;カプシカム

ナス科・トウガラシ属

原産地:熱帯アメリカ

花言葉:旧友・生命力・嫉妬・雅美

コニカルは見た目には辛くなさそうですが、香りもトウガラシのような鼻にツンとくる香りがします。

入荷してくるものは観賞用なので、やはり食べない方が良いですが、実際にはトウガラシ同様に辛い味がします。

フウセントウワタ(風船唐綿)

中国名;汽球花

ガガイモ科・フウセントウワタ属

原産地:南アフリカ

花言葉:楽しい生活

花の後にできる実は緑色の球状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で先が尖り、剛毛が生える。

晩秋に実が弾けると、白い綿毛のついた種子が出ます。

花名の由来

果実が風船のように膨らむこと、南アフリカの原産なので、外来・舶来の意の「唐」を付し、実が熟して割れて中から綿毛が現れることに由来するそうです。

まとめ

僕の思い付いたある程度の枝物・実物をご紹介しました。

お花屋さんにもよりますが、今ご紹介したものは大体花屋にあると思います。

何か気になるものが見つかれば、お花屋さんに足を運んでみてください。

ここに載ってない、新たな発見もあるかもしれませんよ。

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