今からガーデニングをはじめようと思っている方、ガーデニングで大切なのは土作りからです。
植物に好ましい土の条件と見分け方を解説
植物に好ましい土
植物初地中に根を張って茎や葉を支え、水分や空気、養分を吸収しています。
植物が元気に育つには、根が十分に張れるような土作りが必要です。
よい土の条件で最も大切なのは、通気性と排水性がよいことです。
根は呼吸していますので空気の通りが悪かったり
過湿だと酸素不足になり、根腐れの原因になります。
土の中にも常に新鮮な空気が不可欠なのです。
同時に水分や肥料を保持する適度な保水力と保肥力があり
腐葉土や堆肥など有機物を多く含むことも重要です。
これらの条件を備えた土は、微細な土の粒子が集まって団粒という大きな土粒になっています。
すき間が多いため空気や水の通りが良く、水持ちも保肥力もよいのが特徴です。
有機物には土の団粒化を促す働きがあります。
よい土の条件
草花や庭木、野菜などがよく育つよい土の条件は
水はけ、通気性、保水性がよいこと、肥料分に富む、病原菌や害虫が少ないことです。
さらに、多くの植物はpH(ペーハー=酸性度)5.5〜6.5の弱酸性の土でよく育ちます。
[菜園]
美味しい野菜を収穫するために、冬の間にしっかり土作りをする。
菜園(畑)の土作りについて詳しく解説してますので
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[花壇]
庭をにぎやかに飾る花壇も、地味な作業の土作りから生まれる。
花壇の土作りについて詳しく解説してますので
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[果樹]
鑑賞樹木と違って最終目的は収穫なので、しっかり土作りをする。
[団粒構造の土(よい土)]
土の粒と粒が集まって団子状にくっついている団粒構造の土は、すき間が多いので水はけと通気性がよく
小さなすき間が水を保つので、よい土の条件を備えている。
[単粒構造の土(悪い土)]
細かい土の粒がぎっしり詰まっている単粒構造の土は
水はけが悪いうえに酸素がたまるすき間がなく、根腐れしやすい。
チェック方法
有機質のふかふかした土は、指で押すと指が簡単に土にめり込みます。
よい土かどうか土を耕して土の硬さをチェックしてみましょう。
塊が簡単に崩れるようならよい土です。
崩れなければ水はけの悪い土なので、改良が必要です。
土壌の酸度は、酸度計などで測れます。
[土壌酸度を調べる方法]
土壌酸度を知りたい場合、ph検定キットがありますのでそのキットで調べることができます。
他、土壌酸度測定器でも土壌酸度が正確に測定できますので、使ってみてはいかがでしょうか。