市販の培養土
基本用土と改良用土がバランスよく配合してあり、すぐ使えて便利なのが市販の培養土です。
草花から野菜までほとんどの植物に利用できる汎用タイプと
球根用や観葉植物、ハンギング用、種まき用など植物や目的に応じて選べる専用タイプがあります。
購入の際にはまず品質表示を確認し、適用植物や配合原料、肥料配合の有無、酸度調整、製造会社名などが明記されているものを選びます。
肥料が配合されてなければ元肥を、酸度未調整なら石灰を施す必要があります。
また、土粒サイズが不均一でみじんが多いものは水はけが悪く、根腐れの原因になるので避けます。
袋の中にカビが生えていたり、水滴がついているものも、堆肥の発酵が不十分の可能性があるのでやめましょう。
市販の培養土を使うポイント
市販の培養土はそのまま使えて便利ですが、水はけや水もちなど
その土の性質をしばらくは観察し、必要に応じて基本用土を加えるなどして改良します。
[品質表示をチェックする]
使用にあたっては、適用植物名、容量、主な配合原料名、肥料配合の有無
製造・販売会社名、住所・電話番号などの表示を確認する。
[花と球根の土]
草花や球根栽培のために作られた専用の培養土。
通気性と排水性に富んでいる。
[いろいろな培養土]
植物の種類を選ばない培養土や、山野草やイチゴなどの植物別の専用培養土まで
さまざまな用途の培養土が市販されている。
最近ではどの植物にも合うように、バランスよく栄養が配合されてるものもあります。
自分で配合はちょっと難しいなと思う方は、最初から配合されている便利な土を選んでもいいですね。