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観葉植物の植え替え方|失敗しないために注意したいポイントを解説

観葉植物を育てていると、どうしても避けては通れない植え替えが訪れます。

ちゃんとできるかな。。。できなくて枯れてしまったらどうしよう。。。と不安になってしまいます。

そこで植え替えを失敗しないために、注意したいポイントを解説していきます。

植え替えるタイミング

鉢の器に対して、植物が育ちすぎてバランスが悪くなっている

鉢底から根っこが出ている

水やりをしても土に染み込まない

観葉植物を購入してから1年以上は経過している

この中の一つでも当てはまる場合植え替えたほうがいいでしょう。

ほとんどの観葉植物は購入後ある程度の月日が経つと、鉢の中が根っこでいっぱいになります。

根っこで鉢の中がいっぱいになってしまうと、土の中の酸素が少なくなったり、根腐れが起きたり、土の中の栄養が少なくなり、葉の色が悪くなったりしてしまいます。

当てはまっているようであれば、植え替えのタイミングであります。

植え替え時に注意しておきたいポイント

植え替えにあった時期に植え替える

・観葉植物にあった土を選ぶ

観葉植物に合わせて器を選ぶ

[植え替えにあった時期に植え替える]

植え替えにあった時期というのは、私たち人と同じように過ごしやすい時期に行うのが良いでしょう。

真夏や真冬は避けて、植え替えてあげれば問題はないです。

もし時期を過ぎてしまった場合、無理をして植え替えをする必要はなく、次の植え替え時期がくるのを待ってください。

[観葉植物にあった土を選ぶ]

観葉植物にあった土を選ぶことは、植物が元気で綺麗に成長してくれます。

植物にあった土を自分で配合して作ったほうがいいですが、どうしても時間と費用がかかってしまいます。

はじめのうちは市販されている観葉植物用の土を使用することをオススメします。

最近では植物にあった土がいろいろ販売されていますので、手軽植え替えをすることができます。

[観葉植物に合わせて器を選ぶ]

植物が大きくなってきたら植物に対して器が小さくなってきます、その場合一回り大きい鉢に植え替えることが基本です。

植え替えせずにそのままにしてしまうと、根っこが土から出てしまい病気の原因となってしまいます。

逆にあまり大きすぎる鉢に植え替えてしまうと、根っこの量が少ないのに対し土の量が多すぎてしまい、吸い上げる水の量が少なく鉢の土がなかなか乾きません。

鉢の土が乾きにくいと根腐れの原因となりますので、必ず植物のサイズに合わせて器を選びましょう。

また、これ以上鉢を大きくしたくない場合は茎や幹を剪定し、サイズを調整して同じ大きさの器に植え替えます。

植え替えの仕方

[準備するもの]

実際に植え替えをするために必要なものを準備しましょう。

植物の土

軽石

鉢底ネット

サイズの合った器

スコップ

[根っこを整える]

鉢から植物を丁寧に抜き取ります。次に枯れた根っこや古い土が出てきますので、手でほぐしながら取り除いていきます。

土は全部落とすのではなく、全体の3割程度で大丈夫です。あまりにも古い土は多めに落としても構いません。

[鉢の植え込み]

排水をよくするためにまず軽石を2cm程度敷きます(器の大きさで変わってきます)。

その際、鉢底に大きめの穴がある場合は鉢底ネットを敷いてから石を入れます。

そしてその上に3cm程度土を入れていきます。

根っこを整理した植物を入れて、向きや傾きが決まったら隙間に土を入れていきます。

根っこは細く細かいので、なかなか隙間に土が入っていかないので、鉢を叩きながら隙間ができないよう丁寧に入れていってください。

土の量は器の大きさにもよりますが、器の縁より3cmくらい下までが良いでしょう。

[水やり]

土を隙間までしっかり入れ終わったら、次にまんべんなく水やりを行います。

植物の幹を軽く揺らしながら水やりをし、根っこの隙間に入り込めなかった土を隙間にしっかり入れ込んでいきます。

水やり後はすぐ水が引けば問題ありません。水やり後に土が沈んでいれば新しく土を足してください。

[植え替えた後の養生]

植え替えた後の養生はとても重要なことなので、しっかりやりましょう。

ここを失敗すると植物が枯れることもあるので要注意です。

風の当たらない明るい日陰に置く

植え替えをした直後の植物はとても弱っている状態なので、できるだけ直射日光を避け、1週間程度風の当たらないレース越しの明るい日陰に置きます。

水やりは土がしっかり乾いてから与えて、こまめに葉水をする

根っこが水を吸えない状態になってますので、根腐れしやすくなっています。

土が乾いてから水は与えるようにしてください。代わりに葉水をこまめにしましょう。

肥料は与えない

植え替え直後の弱った植物に肥料は逆効果です、下手をすると死んでしまいます。

置く場所は色々変えないで同じ場所でなじませる

植物を休ませるために、環境を変えないで同じ場所で管理してください。

場所をころころ変えるととてもストレスを感じてしまいます。

植え替えは以上となります。
植え替え直後はかなりデリケートな状態なので、こまめに様子を見てあげてくださいね。

[番外編]

増し土

植え替えが必要なのは理解したけど、鉢が大きくて植え替えが困難という方へオススメなのが、増し土という方法です。

鉢の上から4から5cm(鉢の大きさにもよります)程度土をとります。

この際根っこを傷つけないように気をつけましょう。

土を取った部分に市販の新しい土を入れていきます。

入れ終わりましたら、なじませるために水やりをします。

とても簡単ですが、以上です。

大きくて困難という方は是非こちらの増し土をおためしください。

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