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お花を飾るために必要なものとは?最低限必要なものをしっかり揃えましょう

お部屋に何か足りない・・・そう思った時にお花を飾ってみてはどうでしょうか?

お花を飾ることでお部屋が華やかになる他、リラクゼーション効果などがあることも証明されています。

気分が落ち込んだ時・イライラしている時などにお花を見ることで、リラックス効果があるとされています。

その他、お花を飾ることで積極的にお部屋の片付けをするようになり、お部屋が綺麗になったり、人によってはセラピー効果や風水など様々な用途があります。

そんなお花ですが、いざお部屋に飾ろうと思った時に何が必要なのでしょうか?

実はお花にとって最低限必要なものがあります。

そこで今回は元花屋マネージャーの僕が、お花を飾る際に最低限これはあった方がいいというものを、なぜあった方がいいのかを説明しながらご紹介します。

お花を飾る際に最低限必要なもの

花用のハサミ

花瓶・花器(他・代用可能なもの)

切花専用の栄養剤

お花を飾る際に最低限必要なものは、この4つがあればとりあえず問題ありません。

それぞれ解説しますね。

花用のハサミ

意外と持ってない方が多いこちらの花用のハサミ、通常の紙などを切るハサミでいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お花の茎は結構硬いものが多く、通常のハサミでは茎を潰してしまう可能性が高いので、オススメ出来ません。

この茎を潰してしまうという部分が重要で、お花の茎にはお水が通る導管というものがあります。

お花の命である水が通る道のようなものです、通常のハサミの切れ味で硬い茎を切ろうとすると、切るというよりは潰してしまっているという可能性が高いです。

お花によっては茎が柔らかいものもあるので、通常のハサミでも大丈夫なこともありますが、出来るだけお花専用のハサミを使用することをオススメします。

初心者さんにオススメのハサミは画像の真ん中のハサミです。

左のハサミは僕の仕事用ですが、扱うのにも慣れが必要ですし、初心者さんには危ないです。

自宅でお花を飾るだけでしたら、真ん中のハサミで十分事足ります。

私の勤めるお店でも、新人さんはほぼこのタイプのハサミから使用します。

もちろん初心者さん用というわけでもなく、プロの方も好んで使用される方もいらっしゃいます。

初心者さんからプロの方まで幅広く好まれるハサミです。

楽天やアマゾンで「坂源ハサミ」で検索すれば出てくると思います。

レビューを見てもらえばわかりますが、使いやすいですしお手入れもしやすいです。

お花を飾る上で是非1本は持っておきたいですね。

「ナイフは必要ですか?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、初めの頃は必ずしも持ってないといけないというわけではないので、ハサミのみで問題ないです。

本来はハサミよりナイフの方がお花にとって良いのですが、こちらも扱うのに慣れが必要で、初心者の方にはかなり危険です。

ナイフはある程度お花の扱いに慣れてから、練習を経て扱えるようになれば良いと思います。

今すぐ使えないといけないというわけではないので、大丈夫です。

花瓶・花器(それに代わるもの)

お花を初めて飾るという方は、ほとんどの方が試しに1輪飾ってみようという方が多いと思います。

そういった方にオススメの花瓶は、出来るだけ口の部分が狭い花瓶がオススメです。

口の部分が狭いものは基本的に1輪挿の花瓶が多いので、まずはお花一輪から飾ってみようとお考えの方は、口の部分が狭い一輪挿しの花瓶を選ぶと飾りやすいですよ。

一応余談ですが、お花は定期的に(できれば毎日)水替え・切り戻しをする必要があります。

この切り戻しをすることで、お花の長さが少しずつ短くなります。

ですので、メインで使用する花瓶のワンサイズ小さい花瓶も持っておくと、便利です。

画像のようにかなり短くなってしまう場合もあります、こういった場合に

短い花瓶があれば短く飾ることも可能です。

僕がオススメする花瓶は「ボブクラフト」という会社の花瓶です。

元々は食器のメーカーなのですが、お花の花瓶も取り扱うようになり、可愛らしい花瓶が結構ありますよ。

他にも色々な花瓶がありますので、お気に入りの花瓶を探してみてください。

花瓶を買わずにお花先に買っちゃったよ!って方もいらっしゃると思いますが、花瓶がなくても例えばペットボトルでも問題ありませんし、ワインのボトルに飾っているって方もいらっしゃいましたよ。

とりあえずお試しに一輪だけ飾ってみるって方は、必ずしも花瓶がないといけないわけではないので、それに代わる何かを用意していただければ大丈夫です。

水?水は当たり前でしょ?っと思う方もいらっしゃると思いますが、では「水道水・雨水・軟水・硬水」この中で一番お花にとって良い水はどれでしょうか?

この水の解説は別の機会にしますが、正解は「水道水」です。

お客様で「お店にあるミネラルウォーターがいいですか?」とおっしゃる方もいますが、実はミネラルウォーターはお花にとってよろしくありません

ですが、お花のために何かいいものをあげようと思うその気持ち、大切です。

その気持ちは大切にしてください。

切花専用の栄養剤

最後に切花専用の栄養剤です、鉢物の栄養剤はご存知の方も多いと思いますが、切花にも専用の栄養剤があります。

鉢物と違って土から収穫された切花は、水からしか栄養を得ることができません。

その水にはそこまで十分な栄養がないので、それを補うために切花専用の栄養剤を使用します。

もちろん栄養剤を入れないと、お花がすぐ枯れるというわけではないのですが、栄養剤には糖分が入っており、その糖分はお花が最後までしっかりと咲くためのサポートをしてくれます。

お花の種類にもよりますが、お花によっては咲かずにそのまま終わってしまうこともしばしばあります。

そういった悲しいことが起きないように、なるべく栄養剤入れた方が良いでしょう。

入れたからといって必ずしも咲くというわけではございません。

ちなみに栄養剤は希釈して使用するものがほとんどですが、必ず倍率を守って使用してください。

薄すぎたり・濃すぎたりしても効果が薄れます

参考までに僕がよく使用しているのは、パレス化学が作っている栄養剤です。

こちらも楽天やアマゾンで検索していただければすぐ出てくると思います。

まとめ

お花を飾るために必要なものについてお話しさせていただきました。

花瓶に関しては絶対必要というわけではないのですが、お花と花瓶で一つの作品を作るとされていますので、できれば準備していただければと思います。

ハサミと栄養剤は僕的には必須です、せっかく買ったお花を長持ちさせるためには必須のアイテムなので必ず準備しましょう。

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