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秋の七草、知っていますか?秋の七草の名前や由来を詳しく解説

もうすぐ秋ですね、花屋で秋といえば中秋の名月(お月見・十五夜)や敬老の日がイベントですね。

あとは、秋の七草です。

秋の七草ご存知ですか?春の七草もあるのですがご存知ですか?

ちなみに、春の七草は食べることを基準に選ばれています。

秋の七草は花の風情を楽しむために選ばれたものですよ。

今回はその花の風情を楽しむために選ばれた、秋の七草についてお話ししますね。

秋の七草、知ってますか?

では、秋の七草を全部言えますか?

「オミナエシ」「ススキ」「キキョウ」「ナデシコ」「フジバカマ」「クズ」「ハギ」が秋の七草となります。

覚え方は「お・す・き・な・ふ・く・は」(お好きな服は)で、僕は覚えてますよ。

それぞれ簡単に解説しますね。

オミナエシ

漢字では「女郎花」と書き、「おみな」は「女」という意味で、「えし」は古語の「へし(圧)」で、美女を圧倒する美しさから名付けられたそうです。

また「粟(あわ)ごはん」のことを「女飯」と言っていたが、花が粟つぶのように黄色くつぶつぶしていることから、「女飯」→「おみなめし」→「おみなえし」となったとの説もあるようですよ。

ススキ

お月見のススキは、月の神様を招く依り代(よりしろ)として供えられます。

本来、月の神様の依り代は稲穂です。

お月見の時期に稲穂がなかったため、稲穂に似たススキを供えるようになったと言われています。

また、古くからススキには魔除けの力があると信じられていました。

お月見に供えたススキを軒先に吊るすと、一年間病気をしないという言い伝えも残っているようです。

キキョウ

昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れられたり、江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前があるそうです。

ナデシコ

撫子を代表とする、ダイアンサスのお花には英名で「ピンク pink」の名前があり、「輝く目」の意味があるそうです。

ピンクという色の語源は、この花にあると言われているようです。

フジバカマ

小さいピンク色の花がたくさん咲きます。

花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようであることから、この名前になったそうです。

クズ

大和の国(奈良県)の国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところから名前がついたようです。

漢字の「葛」は漢名からきているそうです。

別名「裏見草(うらみぐさ)」といい、葉が風にひるがえると裏の白さが目立つことから、つけられたそうです。

ハギ

日本各地の山野でごく普通に見られます、萩といえば山萩(やまはぎ)を指します。

「萩」の字は「秋」の「草(草かんむり)」でまさに秋の花ですが、早いものは夏前から咲き出しているそうです。

まとめ

簡単ではございましたが、秋の七草についてお話しさせていただきました。

今まで興味のなかった方も、この機会に秋の七草で風情を感じたり、ススキを飾ってお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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