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ハイドロカルチャーから土へ植え替える方法、手順や注意点を詳しく解説

観葉植物をハイドロカルチャーから土に植え替える方法について詳しく解説します。

このプロセスは、植物の健康を維持し、成長を促進するために重要です。

以下に、手順や注意点を含めた詳細を説明します。 

植え替えの準備

必要な道具を用意する

・新しい土:観葉植物に適した土を選びます。

通気性の良い土壌が望ましいです。

・鉢:植物のサイズに合った鉢を選びます。

排水穴があるものを選ぶと良いでしょう。

・スコップまたは手で使える道具:植え替え時に土を扱うための道具です。

・水:植え替え後に植物を潤すための水です。

・手袋(オプション):手を保護したい場合に使用します。

植え替えのタイミング

植物の成長期(春から初夏)に植え替えるのが理想です。

この時期は植物が新しい環境に適応しやすくなります。

植物の取り出し

ハイドロカルチャーの容器から取り出す

・植物をやさしく持ち上げ、根に絡んでいるハイドロボールや水苔を慎重に取り除きます。

根が壊れないように注意しながら、ハイドロカルチャーの材料を少しずつ外していきます。

根の状態を確認する

根が健康であるか確認します。

黒っぽくなっている部分や腐っている部分があれば、ハサミで切り落とします。

・健康な根は白っぽく、しっかりとした質感です。

鉢と土の準備

鉢の洗浄

・新しい鉢を使用する場合は、事前に洗浄し、清潔にしておきます。

古い鉢を再利用する場合も同様です。

新しい土の準備

・観葉植物に適した土を用意します。

土の中に軽石やパーライトを混ぜると、通気性が増します。

・鉢の底に軽石や砕石を敷いて排水を良くすることも重要です。

植え替えの実施

植え付け

・新しい鉢に土を入れ、中心に植物の根を置きます。

根が広がるように配置します。

・周囲に土を加え、根がしっかりと固定されるように押さえます。

水やり

・植え替えが完了したら、たっぷりと水を与えます。

土がしっかりと湿るまで水を与えますが、水はけが悪いと根腐れの原因になるため、注意が必要です。

植え替え後の管理

直射日光を避ける

・植え替え後は、直射日光を避けた明るい場所に置きます。

数週間は強い光を避け、植物が新しい環境になれるのを助けます。

水やりの頻度

・植物の種類や環境によって異なりますが、土の表面が乾いてから水を与えるようにします。

過湿を避けることが重要です。

肥料の施用

・植え替え後、2〜3週間経ってから肥料を与えると良いでしょう。

植物の成長を促進します。

注意点

・根の傷み:植え替え時に根を傷めないように注意が必要です。

根が健康でない場合、植物がストレスを感じることがあります。

・土の選択:観葉植物に適した土を使用することが大切です。

水はけが良く、通気性のある土を選びましょう。

・病気や害虫:植え替え後は、病気や害虫に注意を払います。

定期的に葉や根の状態を確認しましょう。

簡単な植え替えの流れ

ご存知だとは思いますが、ハイドロカルチャーは土を必要としない植物栽培方法です。

ハイドロコーンと呼ばれる土壌と水を用いて、植物を成長させます。

オシャレなインテリアとしても活用できるので、女性人気の高い栽培方法です。

「ハイドロカルチャーについて、もっと知りたい!」という人は、こちらの記事をしっかりと読んでみてください。土からハイドロカルチャーに植え替える方法も記載しています。

土からハイドロカルチャーに植え替えるというのは、ハイドロカルチャー実践者の誰しもが通る道だと思いますが、ハイドロカルチャーから土に植え替えたことがある人は、そう多くないと思います。

まずはハイドロカルチャーから土に植え替える際に、必要となるモノを紹介したいと思います。

土に植え替える際に必要となる物の選び方

ハイドロカルチャーから土に植え替えるためには、主に土植え用のアイテムを用意する必要がありますよね。

具体的にはどのようなモノなんでしょうか。

植木鉢

まずはこれがないと始まりませんね。当たり前のことだから、記載するまでもないと思うかもしれません。

しかし、何も考えずに植木鉢選びをすると大変。

最悪の場合、せっかくハイドロカルチャーで大切に育ててきた植物が枯れてしまった、なんてことにもなりかねません。

ポイントは以下のふたつ。

植物がすっぽりと入るサイズの植木鉢であること

底に水はけ用の穴が開いている植木鉢であること

植物がすっぽりと入るサイズの植木鉢であることは大前提です。

せっかく植木鉢を買ってきたのに、いざ植え替えを始めたら入らなかったなんてことにならないように、しっかりとサイズを確認してから購入しましょう。

ハイドロカルチャーはそれほど水を与える必要もなく、手間が省けて楽ちんな栽培方法ですが土植えの植物はそうではありません。

定期的に水やりを行う必要があるのですが、もし水はけ用の穴が開いてないタイプの植木鉢を選んでしまうと、水はけが悪くて土の中はびしょびしょ。

根腐れを起こしてしまい、植物が枯れてしまいます

そうならないように、植木鉢は水はけ用の穴があるタイプを必ず選びましょう。

ハイドロカルチャーでは必要ありませんでしたが、土植えでは必ず必要になりますね。

間違っても、ハイドロコーンで代用しようなどとは思わないでください。

土選びも重要です。

その辺の土や、100均などで購入してきた質の低い土はダメです。

絶対に専門店やホームセンターなどで、土に植え替える植物に適した土を購入してください。

ちゃんとチェックすればわかることなので、怠ることのないように注意しましょう。

鉢底石

鉢底石は軽石や黒曜石などからできている、土の水はけを良くする効果がある石のことです。

これを植木鉢の底に敷き詰めることで、排水性が高まり根腐れなどを防ぐことができます。

100均でも豊富に揃っている鉢底石ですが、高いモノではないのでこちらも専門店やホームセンターなどで購入する方が望ましいですね。

ハイドロカルチャーから土に植え替える方法は?

さて、必要なアイテムが準備できたところで、ハイドロカルチャーから土に植え替える方法をお伝えしたいと思います。

とは言っても、基本的には土植えからハイドロカルチャーに植え替える方法と同じなんです。

特に難しいことはないので、安心して実践してください。

、ハイドロカルチャーの水が完全に乾くまで待つ

、植木鉢に鉢底石を敷き詰める

、その上から、土を多めに入れる

、土の中央に植物の根っこを埋める穴を空ける

、ハイドロカルチャーから植木鉢に植え替え

、根っこに優しく土を被せる

、水はけ用の穴から水が流れ出る程度に、タップリと水やりをする

以上の7行程で、ハイドロカルチャーから土への植え替えが完了します。

ひとつずつ、簡単に見ていきましょう。

[ハイドロカルチャーの水が完全に乾くまで待つ]

まずは水が完全に乾くまで待ちましょう。

ハイドロカルチャーの水が乾く前に植木鉢に移してしまうと、その後の水やりを行うことができません

なぜなら、そのとき植物は水をしっかりと吸収している状態だからです。

それなのに水を与えると、植物を腐らせてしまう原因になりかねません。

カビなどが生えてしまうこともあるようなので、注意してください。

[植木鉢に鉢底石を敷き詰める]

鉢底石をしっかりと敷き詰めていきます。

このとき鉢底石を敷き詰める量は、植木鉢の5分の1程度が目安です。

水はけがより重要となる植物の場合は、3分の1程度まで鉢底石を敷き詰めても構いません。

[その上から、土を多めに入れる]

購入した土を植木鉢の中に多めに入れていきます。

このとき多めに入れる理由は、水やりをしたときに土が水を吸って萎んでしまうと、根っこの間に隙間ができてしまうからです。

[土の中央に植物の根っこを埋める穴を空ける]

植物の根っこの大きさに合わせた穴を、土に空けていきます。

多少大げさに穴を空けても問題はありません。

[ハイドロカルチャーから植木鉢に植え替え]

いよいよこのタイミングで、ハイドロカルチャーから植木鉢に植え替えていきます。

このとき根っこが弱っている部分や腐りかけている部分があれば、取り除いておきましょう。

[根っこに優しく土を被せる]

そして、根っこに優しく土を被せてください。

このとき株元の土を山高に盛ると、水はけが良くなります。

[水はけ用の穴から水が流れ出る程度に、タップリと水やりをする]

最後は水はけ用の穴から、与えた水が流れ出る程度にタップリと水やりを行ってください。

これでハイドロカルチャーから土への植え替えが完了となります。

まとめ

観葉植物をハイドロカルチャーから土に植え替えることは、植物にとって重要なプロセスです。

適切な手順を踏むことで、植物は新しい環境で健康に育つことができます。

ハイドロカルチャーから土に植え替えたばかりの植物は、土壌の湿度環境が変化することによって、落葉してしまうことがあります。

植え替えが完了したからといって放置はせず、しばらくは様子見をしてくださいね。

あまりにも元気がない場合は栄養剤を与えてみてください。

注意したいのが、元気がないことがわかってから栄養剤を買いに行ってると、その間にみるみる元気が無くなってしまいます・・・

準備や注意点をしっかりと理解し、植え替えを行うことで、より美しい観葉植物を育てることができるでしょう。

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