道端に咲いている可愛い花や、フラワーショップ売られている綺麗な花を
押し花にしてストックできたら、集めた押し花を使用してアートな作品を作ってみてはいかがでしょうか?
自分のお部屋に飾ってもいいですし、仲がいい友人にプレゼントなどいろんな使い道があります。
簡単に作成できるものもありますので、気軽にチャレンジしてみて下さい。
押し花で作品を作ることを、趣味にするのもいいですよね。
思わぬ才能が目覚めるかもしれません。
押し花しおり
本を途中まで読んで、続きのページが分からなくならないように、挟んでおく「しおり」を押し花で可愛く作成してみましょう。
ここでは牛乳パックを利用して作る、押し花しおりをご紹介致します。
準備するもの
しおりを作るために用意するものは、牛乳パック・押し花・ハサミ・パンチ・リボン・透明のガムテープです。
使用する押し花や葉っぱは、厚みが薄い種類の植物が向いています。
作り方
始めに牛乳パックを、5cm×15cmぐらいの大きさに切って下さい。
これは目安となる大きさなので、もう少し小さいサイズがいい場合は自分の好みの大きさに切って下さい。
長方形の形でもいいですが、丸い形や楕円形の形などいろんな形のものを作ってみるのも楽しいですよ。
しおりの台紙として切り抜いた牛乳パックの印刷面を剥がして下さい。
紙の角を少しめくり、印刷面は全部剥がして白い紙だけの状態にして下さい。
押し花は印刷面があった側ではなく逆の面になりますので、台紙を裏返します。
牛乳パックのツルツルの面に、押し花を置いていきます。
押し花を置いた上にハンカチなどの布を乗せ、アイロンをかけて押し花を密着させます。
アイロンをかけすぎると押し花が焦げますので、様子を見ながらアイロンをかけて下さい。
この上より透明のガムテープを貼り、押し花がズレないようにします。
さらに周囲1周、可愛い色付きのマスキングテープなど貼ると、乾燥が保たれてよりいいです。
上部にパンチで穴を開けて、リボンを通して「押し花しおり」の完成です。
手軽に作成できますので、親しい友人へのプレゼントにもいいですよ。
押し花額
「押し花額」は完成したら、自分の部屋に飾ってもいいですし、
華やかな雰囲気がほしいトイレなどに飾ってもいいですし、友達の誕生日や結婚祝いのプレゼントなどにも向いています。
準備するもの
用意するものは、100均などで売られているフォトフレーム・押し花絵を作るための素材となる押し花・ピンセット・乾燥剤です。
押し花以外に色紙なども貼りたい場合はデザイン紙などです。
作り方
フォトフレームをはずし、台紙だけを取り出します。
この上に押し花をデザイン的に配置していきます。
デザインが上手く想い浮かばない場合は、花束ブーケやお花畑をイメージしてデザインを考えるといいです。
すでにある押し花のデザインを参考にするのもいいでしょう。
デザインが決まりましたら、ピンセットで押し花を配置します。
押し花だけでなく、例えば鉢は英字ペーパーで作りたいなどの場合は、紙を鉢の形に切り抜いて糊(のり)を付けて固定させます。
押し花には、糊を付けないようにして下さい。
せっかく乾燥して良い状態の押し花が、湿気を含んで痛みやすくなります。
押し花をレイアウトしましたら、上よりフォトフレームのガラスを乗せて押し花の絵を押さえます。
押さえましたら、周囲一周アルミテープを貼り付けます。
押し花の乾燥を保てるのでおススメの方法です。
長期保存を考えていない方は、テープを貼る必要はありません。
押し花をデザインした台紙の裏に、厚みが薄い乾燥剤を両面テープで貼って、フレームをはめて完成です。
押し花アクセサリー
最近ではUVレジンも100均などで売られていますので、安価にアクセサリーを作成することができます。
準備するもの
始めに作成したいアクセサリーを決めて下さい。
ピアスやペンダント、指輪など自分が作りたいものが決まりましたら、皿状になっている台座を購入して下さい。
手芸店などで販売しています。
素材となる押し花や葉っぱとビーズなども一緒に使用したいなどあれば、その他の素材も用意します。
作り方
始めにアクセサリーにする台座にマニキュアを塗ります。
マニキュアが乾く前にネイルホイルを貼りましょう。
ネイルホイルはアルミニウムのような素材になっています。
普段は爪に貼るネイルホイルをアクセサリーの台座に貼ります。
ネイルホイルにはいろんな色がありますので、ベースとなる色は何色にしたいか考えてから購入しに行くといいでしょう。
ネイルホイルを貼りましたら、上からマニキュアを薄く塗ります。
この上に押し花をピンセットを使用して、配置していきます。
ビーズやスパンコールなど一緒に使いたい場合、これらの他の素材も乗せていきます。
レイアウトしましたら、上よりレジンを塗ります。
レジンはUVライトを使って乾かすタイプのものと、自然に硬化して乾くタイプのものがあります。
押し花スマートフォンケース
準備するもの
スマートフォンケースは、クリアーなカバータイプのものを用意します。
最近では100均で販売されています。
素材として使用したい押し花や葉っぱを用意します。
スマートフォンケースは、押し花が透明に透けて綺麗に見えるようなデザインをあらかじめ考えておきます。
その他には、木ベラとピンセットを用意して下さい。
作り方
クリアーなスマートフォンケースに、UVレジンを全体に薄く塗っておきます。
押し花をピンセットで、レイアウトしていきます。
押し花は自分が見えている面が綺麗に見えるように乗せますと、カバーを装着した場合に押し花の裏面が見える状態になるので、お花の向きを間違えないように置いていきます。
レイアウトがどういう状態か確認しながら、レイアウトしたい場合はCDケースなど透明なプラスチックの板の上にスマートフォンケースを置いて、レイアウトを確認しながら押し花を配置していって下さい。
UVレジンを太陽光で10分前後、自然に硬化させます。
又は、UVランプで10秒ほど硬化します。
全体にレジンを木ベラで、厚みが均等になるように延ばして塗ります。
気泡を潰して表面をならすと、押し花が透けて綺麗に見えます。
レジンを太陽光で1時間以上乾かすか、UVランプで15秒前後乾かせば完成です。
便利なおすすめセット
初めてレジンを使用してアクセサリーを作るのであれば、どんなものを用意すればいいか悩みますよね?
初心者さんに嬉しいスターターキットもあります、こちらはレジンはもちろんですが何と言っても、様々なパーツやビギナーズ本もついているおすすめのセットです。
最初は誰でもどうしていいかわからないものです、最初はこういった便利なキットを使うというのも一つの手段ですね。
まとめ
いかがでしたか?
簡単ではございましたが、押し花を使った可愛いアクセサリーの作り方を解説しました。
今回ご紹介したものは、初めての方でも簡単にできるような内容となっており、使用する資材なども簡単に揃えることができると思います。
今回ご紹介した方法を試しにやってみてもいいですし、もっとこだわったものを作りたい!
って方は上記でご紹介した便利なスターターキットを使用するのもいいかもですね。
素材も自分のオリジナルのものを使用するのもいいですが、どうしても素材を一つ一つ作成するのに時間がかかってしまいます。
もう少し手軽に素材を集めたいという方は、こちらの専門店を利用するのも一つの手ですね。