お庭やベランダなどで植物を育てようと購入し育て始め、ちゃんと水やりもして管理していたにも関わらず、枯れてしまった・・・
僕の勤めているお店のお客様も「よく枯らすのよね」と仰る方がいらっしゃいます。
色々な植物を試してみても結果枯らしてしまう・・・
もう育てるのやめようかな・・・
そういう気持ちになっちゃいますよね、ですがちょっと待ってください!
なぜ植物は枯れるのでしょうか?その原因と対策が分かれば植物を枯らすことなく、植物を育てるのが楽しくなってくると思います。
そこで今回は、僕が思う植物が枯れる原因をいくつかご紹介します。
原因が分かればある程度の対策も取れると思います、大切な植物を守るためにも植物が枯れる原因がなんなのかを、しっかり覚えておきましょう。
勘違いしやすい枯れる原因
まず意外と勘違いされやすい植物が枯れる原因をご紹介したいと思います。
この勘違いしやすい原因も知ることで、より枯れる原因に近づくことができます。
もちろん全ての植物に当てはまるわけではありませんので、臨機応変に対応しましょう。
日が当たらなかったから
植物の種類にもよりますが、ずっと日陰にいたから枯れてしまった、ということはないと思います。
もちろんずっと日陰にいることで成育が悪くなる・元気が無くなってしまうことはありますが、枯れるまでいくかと言われるとそれはないと思います。
逆に日が当たりすぎてるほうが危ないです、一日中日が当たるほうが植物にとってかなり過酷です。
大抵の植物は耐陰性があるので、ずっと日陰だったから枯れたということはほぼないでしょう。
肥料不足
肥料が足りなかったから枯れてしまった、ということはほとんどないと思います。
もちろん、肥料はあげないよりはあげたほうがいいです。
適度にあげてください。
肥料はあげたほうが植物は強くなるのは事実です、ですが肥料をあげなかった・あげるのを忘れてしまったから枯れてしまった!ということはありません。
なぜなら、植物は植物自身で養分を作り出すことができるからです!これが植物の力!
そう、植物は光合成をすることにより自ら養分を作り出せるのです。
ですので、肥料をあげなかったから枯れてしまったというのは考えにくいです。
病害虫で枯れる
この病害虫のケースは半々くらいですかね、ちょっとした害虫やちょっとした病気なら植物が枯れこむまでの被害はないと思います。
ですが、害虫が大量発生したり病気の進行がかなり進んでしまうと、植物は枯れてしまいます。
なので状況によりけりです。
この3つがよく勘違いしやすい枯れる原因のケースです。
植物が枯れる原因
ここからが僕が思う、よくある植物の枯れる原因です。
ご自身の環境と照らし合わせて合うものがあり、その部分の対策をすれば植物を枯らさなくて済むかもしれません。
しっかり確認しましょう。
気温
植物には適正温度があります、この適正温度に合わないと枯れてしまいます。
元々暑い地域に自生している植物はそこの気温が適正温度です、元々寒い地域に自生している植物はそこの気温が適正温度です。
この気温が極端に変わると、植物は耐えられなくなり枯れてしまいます。
ご自身が育てている・育てようとしている植物の適正温度を一度確認して、温度を気にする事で枯れる確率もグッと下がると思います。
湿度
こちらも気温と似ているところがあります、多湿の環境で育つ植物や乾燥の環境で育つ植物の違いです。
元々多湿で育つ植物は乾燥に弱いですし、元々乾燥で育つ植物は多湿に弱いです。
梅雨時期に枯れやすい植物は多湿に弱い、12月1月あたりの乾燥時期に枯れる植物は乾燥に弱いという事ですね。
この辺りもしっかり注意しながら植物の様子を見ていきましょう。
まとめ
誰しも植物を枯らしてしまう経験はあると思います、その時になぜ枯れたのか?など追求する事で次に繋がると思います。
ご自身の植物を育てている環境が、どういった状況なのかを知ることが大事です。
風通しがよく乾燥しているのか?多湿で結構ジメジメしているのか?これを知るだけでも次に選ぶ植物のポイントになります。
自分の植物を育てる環境を知ることで、枯らす確率を下げることができると思います。
ぜひ一度、植物がどういった環境にいるのか確かめてみてください!