バラの解説まとめ!バラの香りの種類や香りの効果を紹介

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香りの良いお花と聞くと、皆さんはどんなお花を思い浮かべますか?

お花は非常にたくさんの種類があって、人それぞれ好みの香りは違うと思いますが、良い香りがすると比較的人気のお花がバラです。お花の中でも知名度の高いバラですが、何故か人によってバラの香りの感想が異なるんですよね。それもそのはず、バラは品種改良が盛んで、毎年新品種が作り出されています。その長い歴史から現在までに、少なく見ても3万種以上のバラが世界中に存在しているのです。バラの香りは大きく分類すると7つに分けることができます。今回はその7つの香りと効果について解説したいと思います。

まず、バラとはなんでしょう?

バラとは?

バラ 全体の花言葉
「熱烈な愛」「私はあなたに相応しい」
バラ科 バラ属 落葉又は常緑の低木・つる性の木本(バラは木なのです!)
原産は北半球の亜寒帯から熱帯山地にかけて分布し、約200種類の野生種が知られています。園芸品種は毎年数百種類ずつ増えていますが、実際に残るのはそのうちの1~2種類ぐらいです。全5万品種はあるといわれています。

バラの系統

バラは大きく分けて原種・オールドローズ(19世紀以前にヨーロッパで栽培されていた古典的な品種や原種系)・モダンローズ(今日栽培されているもの)の3つに分けることが出来ます。モダンローズは主に8つの原種や栽培原種から作られました。

ジョセフィーヌのバラへの思いで生まれた現代バラ
19世紀はじめナポレオンの皇紀ジョセフィーヌがパリ郊外の宮殿ラ・マルメゾンに世界中のバラを集め、園芸家たちの研究を援助します。その園芸家の1人アンドレ・デュポンは、他系統間交配の先駆者で、多くの新品種を生みました。1867年フランスのジャン・バティスト・ギヨーにより、四季咲きの大輪一輪咲きラ・フランスが作出され、これが今日流通しているバラ(ハイブリッドティーローズ)の第一号となりました。
このことにより1年中さまざまなバラが花をつけることが可能になり、今私たちが切り花で楽しんでいる麗しき多彩なバラへと繋がっていったのです。

バラの魅力

1、花色
バラにはさまざまな色があります。最近では遺伝子組み換えにより青いバラも生み出され、バラにない色はないほどです。
また、シボリやグラデーションのようなミックスカラーのバラもさまざま生み出されております。

2、花形
バラには特徴的な花形がいくつかあります。中国にルーツを持つバラに特徴的な高芯咲き、小アジアにルーツを持つカップ咲きやロゼット咲きのほか平咲きやポンポン咲きなどもあり、これらが交配により混じり合ったものなど、多彩な花形もバラの大きな魅力です。

3、香り
現代バラには7種類の香りがあります。それらの香りの成分には人の生理心理効果に強く働く成分が含まれていて、リラックスやリフレッシュ効果があることがわかっています。

うんちく

1、日本はバラの種類世界一
現在日本に1年間に流通するバラは約4億本といわれています。そのうち約8割は国産、その他は韓国、インド、東アジア、中南米、アフリカなどから輸入されます。日本では約600~1000種類ほど、日々流通しており、この数は世界一なのです。

2、バラを長く楽しむ方法
最近のバラの品種は、非常に花びらの枚数も多く、花弁が厚い品種が多くなっており、実は長く楽しむ為に工夫が必要です。
まず、花を選ぶときにはある程度開いているものを選び、ご家庭ではフラワーフードを使いましょう。そうすると、綺麗に咲ききってくれることが多いです。

どんなお花?

そもそもバラってどんなお花なんでしょう。赤やピンク色をしていて、花びらが大きくて、良い香りがする・・・ざっくりとこのくらいしか、バラについての知識を持ち合わせていない人も多いのではないでしょうか。

バラは、バラ科バラ属に属するお花の総称です。一般的なのは園芸バラや栽培バラですね。つる植物で、多くのバラは葉っぱや茎にトゲを持っています。

バラという日本での呼び名は「イバラ」が時代と共に転訛し、いつしかバラと呼ばれるようになったと言われています。6月の誕生花で、花言葉は「愛」と「美」です。

バラのイメージと完全にマッチした花言葉になっていますね。そんなバラですが、実は非常にたくさんの種類が存在します。

その数、なんと最低でも3万種以上。だから似たように見えるバラでも、実際は全然違う種類のバラだったりすることもあるんです。

それだけたくさんの種類が存在するにも拘わらず、バラの香りは大きく7つに分類することができます。

バラの香りの種類は大きく7つ!

バラの香りは大きく、ダマスクス・ダマスクモダン・ティー・フルーティー・ブルー・スパイシー・ミルラの7つに分類されます。どれも個性的な香りですが良い香りです。今から簡単に解説したいと思います。

ダマスクス

まずはダマスクスと呼ばれる香り。ダマスククラシックと呼ばれる場合もあります。「バラの香りといえば?」と聞かれて、皆さんが想像するベーシックな香りがこのダマスクスです。その甘く濃厚な香りは、最もバラらしい香りだと言えるでしょう。ダマスクスの香りを持つ代表的なバラは、芳純やグラナダと呼ばれる品種です。

ダマスクモダン

ダマスクモダンは、古典的な香りのするダマスクスを受け継ぎながらも、より現代的に、より情熱的に洗練した香りとなっています。香り立ちの良いコクのある甘さが特徴ですね。ダマスクモダンの香りを持つ代表的なバラは、パパ・メイアンやクリムソン・グローリーと呼ばれる品種です。

ティー

現代バラに最も多く、中核を成している香りがティーです。中国由来の香り成分が含まれており、柔らかく上品な香り。拡散性はありますが、香り立ちはそれほど強いものではないです。紅茶の葉っぱのような香りだと言われることもありますね。ティーの香りを持つ代表的なバラは、レディ・ヒリンドンや桜鏡と呼ばれる品種です。ちなみにティーは、香りを嗅いだ人にリラックス効果をもたらすティーローズエレメントという成分を、最も多く含んでいます。

フルーティー

フルーティーは桃やリンゴなど、フルーツを思わせるような爽やかな甘さの香りが特徴です。ダマスク香成分やティー系の成分をバランス良く含有していることが、新鮮な果物を連想させる理由。フルーティーの香りを持つ代表的なバラは、ダブル・ディライトやホワイト・クリスマスと呼ばれる品種です。ティー系の特徴成分を含んでいるため、ティーローズエレメントを多く含み、リラックス効果を得ることができます。

ブルー

ブルーは青バラ系の品種のみが持つ香りです。ダマスクモダン系とティー系の香りを併せ持った、ブルー特有の独特な香りを形成しています。ブルーの香りを持つ代表的なバラは、ブルー・ムーンやブルー・パフュームと呼ばれる品種。ティー系の香りを持つことからわかる通り、リラックス効果や集中力をアップさせるような効果が期待できます。

スパイシー

ダマスクスをベースに、クローブのような刺激的な香りを持つスパイシー。クローブは料理に使われる香辛料で、肉料理やカレーなどに使用されることが多いです。チャイナ系のバラによく見られるスパイシーは、ダマスクスの甘さが控えめに香ります。鼻をくすぐる刺激的な香りを発するバラはスパイシーのみで、他の香りの種類でそれを感じることはできません。スパイシーの香りを持つ代表的なバラは、デンティ・ベスや粉粧楼と呼ばれる品種です。

ミルラ

バラの香りと言えば甘い香りですが、その甘さを抑えてあるのがミルラです。ミルラはアニスと呼ばれるハーブに近い香りで、若干の青臭さはありますが、控えめな甘さとほろ苦さが特徴。ミルラの香りを放つバラは、ダマスク香やティー系と混合しているものが多いです。ミルラの香りを持つ代表的なバラは、セント・セシリアやアンブリッジ・ローズなど。ミルラには覚醒効果があることが、近年の研究で判明しています。

流通しているバラのほとんどはティー

上記では7種類のバラの香りをご紹介しましたが、実は市場に流通している芳香バラの香りの種類はティーなんです。約83%がティーで、残りの17%を他の種類が分け合う形となっています。ちなみに、ミルラとスパイシーは1%ほど、ダマスクスはほぼ0%と、特にこの3種は非常にレアな香りとなっているようです。皆さんが想像するバラの香りであるダマスクスの流通量はほとんどなく、実際はティーが大半を占めていると、意外な結果が判明しました。

バラの香りにはどんな効果がある?

上記でも少しだけお伝えしましたが、バラの香りを嗅ぐことで、私たちは様々な効果を得ることができます。

その代表的なものとして、ティーローズエレメントによるリラックス効果。鎮静効果や安眠効果などが期待できます。

さらに、ストレスを緩和する効果もあるんですよ。また、女性には嬉しい美肌効果もあります。7つのバラの香りの中でも、特にダマスクモダンは美肌効果が高いです。

最後に

バラの香りにはダマスクス・ダマスクモダン・ティー・フルーティー・ブルー・スパイシー・ミルラの7種類の香りがあり、またそれぞれに効果があることがわかりました。

最も市場に流通しているティー系に、リラックス効果があることがわかったのは嬉しいですね。

この7種類の香りがどんな香りなのか気になる人は、近くのお花屋さんに足を運んでみてくださいね。

7種類全てはないかもしれませんが、運が良ければいくつかの香りを堪能することができると思います。

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